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千葉市稲毛区のみうらクリニック。みうらクリニック

新型コロナ対策について

新型コロナウイルスについてはご存知の通り、未知のことだらけです。
このところワクチン開発に期待が持たれています。

しかし個人的な意見ですが、このウイルスは外国での治癒後の再感染例の報告、
国内でもあった子供の川崎病の発症などから、インフルエンザなど日常的に経験する感染症とは
異なる特性を持つようです。

過剰な免疫の応答が重症化の要因だとすれば、ワクチンが期待通り機能するのかどうか心配です。

一方、致死率は感染の広がりが明らかになるにつれ次第に低下し、無症状の軽症者が多数であることも
周知されてきています。私の経験例も診断後ほどなく回復して、今は普通に生活習慣病の外来に来られています。感染しないことが何よりですが、重症化しないようにしたいものです。

個人がコロナと戦うとき、国政になぞらえて、内務と外務防衛に分けて理解してください。

内務は、個人の強さです。 
持病のあるかたの重症化が指摘されていますが、持病があっても適切に管理されていれば重症化のリスクは軽減します。今現在に高血圧、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患などをお持ちの方は、日頃の治療を大切にして不十分な管理状況なら、しっかり治療を受けていただきたいと思います。特に喫煙は危険なことを確認してください。

外務防衛ではまず外からのウイルスの侵入を防ぎたいですね。
ウイルスに近寄らないことですが、すでに身近まで来ており見えない相手ですから常に警戒を怠らないことです。これが会食の制限やソーシャルディスタンス、三密を避けるという行動の推奨のもとの考えです。また自分が他の人の驚異にならないことも結果として身を守りますよね。N95マスクのようなタイトなマスクでなければ自らを守ることは難しく、皆さんが付けている普段のマスクは自分が周囲の驚異にならないためのマナーとしての装備だと考えてください。人前に出るときの身だしなみですね。逆に屋外で十分な距離が取れ会話などしなければ、苦しい時などにマスクを外すことをお互いに容認したいですね。それでもウイルスと対峙する危険は去りません。侵入される門戸を防衛する、つまり目、鼻、口を守るため、手洗い、うがい、場合によってフェイスシールドなどの装備が必要になります。

どんな戦いの際でも、敵が複数では不利ですよね。他の敵として代表的にはインフルエンザが懸念されていますが、回避できる疾患は他にも高齢者肺炎球菌ワクチンなどがあります。防げるものは防いでおきたいものです。

感染症対策も日頃の備えを、まずご自分の健康を健全化してください。

                                              
 

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